今回はサイトの内部構造について書いていきます。
検索エンジン対策(SEO)で重要なのは、自分のサイト・ページが、Googleにどう読み込まれてるかを理解する事です。
まずは、調べたいページで右クリックし「ページのソースを表示」。
そして上の方にある
<head>
:
</head>
の部分に注目。
ここにはサイトの見た目には表示されない重要な要素が入ってるので、それらを確認して行きましょう。
中でも重要な要素を、今回は説明していきます。
<title>タグ
まず、このページでPCから右クリック→ページのソースを表示 で、このページのソースを見て下さい。

上から7行目あたりに<title>~</title>で囲まれた部分があると思います。
この<title>で囲まれた部分はタイトルタグで、ここに書いてあるものが実際そのページのタイトルとして認識されます。
ここのタイトルタグこそが本当のページのタイトルで、実際に記事に表示されてるタイトルとは違う事も多いので注意してください。
・Googleの検索結果に出てくるタイトル
・ブックマークした時に自動的に適用されるタイトル
・ブラウザの最上部のタブに出てくるタイトル
…これらすべて、タイトルタグに書いてある文字が適用されてます。
つまり、head部分のタイトルタグを変える事が出来れば、「記事のタイトル」と「実際読み込まれるタイトルタグ」に変化を付ける事も可能です。
この手法は主に、検索されやすいキーワードを足したりするのによく使いますね。
一番簡単な方法はワードプレスのプラグイン「All in One SEO」を使う方法です。
これを使うと、各投稿記事から任意のタイトルタグを決める事が出来ます。
ただし、実際のタイトルや記事の内容と全く関係ないタイトルタグを付けてしまうとペナルティの可能性もあるので注意しましょう。
ちなみに検索結果で表示される最大文字数は60文字。
タイトルタグは60文字でなるべく内容がわかりやすく、検索にヒットしやすいワードを入れてタイトル付けをしましょう。
タイトルはSEOでの最重要項目ですからね。
詳しくは
●All in One SEOの使い方
の記事にも書いてますので、読んでおいてください。
タイトルタグのポイント
・<title>で囲まれた部分こそ本当のページのタイトル文
・場合によって、検索されやすいワードを「All in One SEO」で追加する
“description”タグ
タイトルタグと一対にして覚えてほしいタグです。
同様に、<head>内に
<meta name=”description” content=”~~~~~”>
っていうタグがあると思います。(無い場合もあります)
これは“description”タグ。
記事のページの概要を表す説明テキストです。
ここに入ってあるテキスト情報は、検索エンジンのタイトル下に説明文として出てきますね。

これも記事ごとに「All in One SEO」で設定が出来ます。
ただし、個別記事には特に設定しなくても勝手に抜粋してくれて表示してくれるので、いちいち設定しなくてもOK。
検索されたワードの部分が抜粋されるため、近年ではディスクリプションタグを設定しない人も多いです。
ただし、サイトのトップページには必ず設定しておく事。
サイトの説明文を160文字以内でしっかり書いておきましょう。
トップページに設定する方法としては、「All in One SEO」の一般設定、ホーム詳細(Description)にサイトの説明文を入れて置くだけでOKです。
入れた後は、トップページからソースを見て、しっかりディスクリプションタグが設定されてるか確認しましょう。
“description”タグのポイント
・トップページのみ、All in One SEOで必ず設定する
投稿日:2016年11月5日(土) 11:40

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